高校留学したらどのくらいのスキルを得ることができるんだろう?
高校生って多感な時期だからたくさん学ぶし身につくことも多いんだよ。
実際にぱなが高校留学する中で成長したなと感じるスキルを紹介していくね。
留学した先
フィジーのラウトカにあるバプロ高校へ3年間留学していました
フィジーの高校のその他の情報はこちらを見てみてください↓
成長したスキルたち
英語
海外へ留学している第一の目的としては英語を習得することですよね
私もその1人で、当時は英語を伸ばすためにたくさん勉強をしました
その結果日常会話は困らないほどに成長しました
TOEICの点数も行って半年で受けたものと最後の年に受けたものでは500点近くも差が出るほどの成長です
毎日英語に触れ、インプットとアウトプットの場が常にある状態なので伸びるのが早かったです
授業を聞いている時間が一番長かったからリスニングの伸びはダントツだったよ!
その他にもホストファミリーと会話することで日常生活で使う英語も身につきました
しかし、フィジーでは英語が公共語となってはいますが第一言語ではないので、あまりナチュラルな言い回しなどは身に付かなかったです
でも自分の言いたいことを伝えたり、表現したりなどの基礎はしっかりとできるくらい成長していました
言いたいことがちゃんと言える、伝わる、って大きな成長だよね。
多様性への理解
フィジーでは主に二つの人種の人たちがいます
フィジアンとインディアンで、割合は6対4くらいです
さらに信仰している宗教もまちまちで、メジャーなもので言うとクリスチャン、ヒンドゥー、ムスリムと3つあります
学校でもタウンでもお家でも、さまざまな宗教、人種の人たちと触れ合う機会が増え、
友達や家族との会話やすれ違う人の会話の中から自分たちの考えとは全く違う考え方を学ぶことがよくあります
特に自分たち日本人にとっては当たり前のこともフィジーの人たちにとってはあり得ないことだったり、思いつきもしないことだってあります
風邪ひいた時にご飯いらないからフルーツ食べたいって言ったらちょっと驚かれたな。
風邪ひいた時こそしっかり食べないとってカレーを出されて逆にびっくりしたのはいい思い出(^^)
こんな感じで自分の意見とは真逆の意見であったり、自分たちは全く考えもしなかったような意見を聞くことだってよくあります
他にも宗教の決まりで食べれないもの、決まった食べ方があるものや、
学生恋愛のあり、なしに、結婚式の違い、
さらには行事、マナー、生活基準の違い、などなど私たちの常識と違った文化をあげればきりがありません
フィジーに留学した当初はなかなか理解ができなかったり、伝わらなくてしんどい思いをしたことがありはしましたが、
日々の生活の中で少しずつ宗教や文化、人たちの考え方に触れることで少しずつ多様性への理解が深まりました
今は特に多様化が進んでいるからこうやって実際に感じながら理解できるのはいい機会かも。
生きる力
フィジーは日本のように技術、学術、生活などが発展していない国です
私たちは生まれた時から日本で不自由の少ない生活をしていますが、フィジーでは日本で生活していたような日々は簡単にはおくれません
例えば、フィジーでは頻繁に停電や断水が起こります
雨が多く降った日、パイプの点検や交換の時、予兆もなく突然、などなどさまざまな理由で停電も断水も起こります
日本では雷や地震などの災害がない限り起こらないですよね
度々訪れる不自由な時間をいかにして乗り越えるか、最初は戸惑いますが時が経つにつれて勝手が判るようになってきます
夜の停電は蝋燭で灯りをとるから雰囲気がちょっといい感じなんだよね。
でも大雨で雷もたくさん鳴ってたらちょっと怖いかも。
自分のことは自分でする力(自立)
ひとつ前に離した生きる力と少し似ていますが、こちらは生活面での成長の話です
高校留学中はホームステイなのでホストファミリーがほとんどの身の周りの世話をしてくれます
例えば、料理を作ってくれたり、たまには遊びに連れていってくれたりと家族の一員として迎え入れてくれます
しかし全てを頼むわけにも行きませんよね
ホストファミリーもお金の発生する立派な仕事ですが善意の上に成り立っているお仕事です
もし自分達がホストになる側だとして、いくらお金をもらっているとしても態度の悪かったり、怠け切った生徒のお世話をするのってしんどいですよね
ダラダラして何もしない生徒をお世話するのぷるだったら嫌だな。
せめて自分のことくらいは自分でしたり、手伝いくらいはしていきたいですね
ホストファミリーもまだ高校生であることを理解してくれているのでいきなり難しい手伝いを頼んだりはしてきません
簡単なものから始め、少しずつステップアップしていきます
例えば簡単な掃き掃除、洗濯物を取り込んだり、お皿を洗ったり
そこからだんだん難しくなる料理の手伝い、洗濯を洗って干したり、少しずつ学んでいきます
そしたら最初は野菜の皮むきしかできなかったのに、3年目には指示をもらいながらほぼ1人で料理が作れるくらいまで成長できたりするんですよ
そうやって洗濯や洗い物、掃除などちょっと面倒な家事だって少しずつ身につき、1つの習慣として取り入れられるようになってきます
自立して生活力があると今後もし一人暮らしをする時、家庭を持つとき、などなど後につながるのでとても助かりますね
物怖じしない強いメンタル
フィジーではゴキブリやネズミをよく見かけたり、停電や断水が頻繁に起こったり、学校の授業がいきなり変更したりとハプニングが多いです
そんなフィジーで生活していくには強いメンタルが求められます
例えばゴキブリが出た時、
いきなりだとびっくりするし叫びたくなりますよね
それでもフィジーに3年もいればその辺の手頃なもので叩き潰したり、場合によっては無視したりできるようになります
ぱなはよくほうきで掃き出してたよ。
さらに停電や断水が起こった時、
日本では停電は台風のような大雨の日は雷が鳴っている日に起こることがあるくらいで1年に数えるほどしかないですよね
断水なんて一生のうちであるかないかです
しかしフィジーでは1カ月に1回以上の頻度で停電も断水も起こります
特に雨季である4月から11月は雨の影響で停電が頻繁に起こります
突然起こるこうした不自由な生活を乗り越えていくことでだんだん驚かなくなる強いメンタルができます
最後に授業の急な変更があった時、
突然すぎるとちょっと気持ちが追いつかなくなってしまいますよね
嫌いな先生に授業が自習になった、とかだと嬉しくて喜ぶことはできますが、逆に教室で涼みながら授業が受けれるはずだったのに炎天下の元先生の話をきくことになる場合もあります
特に雨の日は自習が増えて、晴れの日には集会が増える変更が多いです
最初は授業が変更するたびに一喜一憂していましたが時が経つにつれてまた変更か〜と思うくらいで気にならなくなってきます
これはいいことなのかな?
感情の変化で起こるストレスとかが減って楽になった気がするよ。
振り返り
英語力が伸びる
特にリスニングが授業を聞くことで伸び、スピーキングがホストファミリーとの会話で伸びる
多様性への理解
宗教、生活、考え方など様々な面で新しい発見がある
生きる力
不自由な環境でもなんとか生活ができる
日本との違いが激しいけどだんだん慣れてくる
自立
家事ができるようになる
まとめ
以上が自分自身が留学したことで成長したな、と感じるスキルたちでした
3年の留学、長いようで短い期間でしたがたくさん学び、身につけることができたと思います
成長するスキル、伸びには個人差があるのでみんながみんなこの成長だとは言いませんが、少なくとも何かしらで成長することはできるはずです
後から振り返ってこんなことが学べたな、できるようになったな、と思えるそんな留学生活にできたらいいですね
最後まで読んでくれてありがとう🍍
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