フィジー留学は危険なのか？起こりがちな被害とその対策

フィジー留学の危険性

フィジーは銃社会ではないので他の国より比較的安全ですが、軽犯罪は日本の4倍近く起こっています

私が実際に留学していた時もほぼ毎週のように高校生や語学学校に通っている生徒が被害にあったという報告を聞いていました

特に時間、お金、行動力に余裕のある語学学校の生徒は被害が多いです

逆に門限のある高校生の被害は少なめでしたが、それでも月1件以上は報告に上がっていました

これから私が留学中実際に聞いた被害とその対策を解説していくので留学中に頭の隅にでも入れておいていただけたら嬉しいです

よく起こる被害

スリ/置き引き

どの時期も群を抜いて多い被害です

お金に限らず携帯、鍵、はたまたカバンごと、とお金になりそうなものはなんでも取られる対象になります

暴行

最近よくあるヘイトクライムのような突然殴られる、ということではなく、スられたものを取り返そうとしたときに起こります

レイプ

被害にあった子の精神的にも辛いので隠されがちですが毎年1件ほど起こっているようです

日本人の被害は女性ばかりですが現地の男性も被害にあった例もあるので油断は禁物です

事故

フィジーには歩道や横断歩道といったものがほとんどないので接触事故が起こりやすいです

もちろん空港のあるナンディや首都であるスバには歩道が設備されていますが、横断歩道はあまり見られません

また、交差点も日本と違い信号がなくラウンドアバウト（感情交差点）なので慣れないうちは渡るのにも勇気が必要です

スキミング

クレジットカードやキャッシュパスポートなどの情報をとられ、不正にお金を出されたりといった被害です

留学中はATMでお金をおろすことがほとんどなのでスキミングは意外と被害報告にあがります

対策

どの被害も完璧には防ぐことができませんが、対策しているのとしていないのでは実際に被害を受ける可能性に大きな違いが出てきます

もし実際に被害にあってしまった場合には被害を最低限まで減らすこともできるので、留学中は常に意識しておきたいポイントを紹介していきます

スリ/置き引き

 

男性の方は特にお尻のポケットに財布や携帯などを入れがちですが、簡単にとられてしまうので胸ポケットやカバンなどの別の場所にしまうことをお勧めします

長距離移動の際は荷物から意識をはなしがちになるので、外の景色に気を取られているうちにカバンが空いて中身をスられていた、なんてことがよくあります

同じバスや道路を使っている時には他の乗客やすれ違う人があなたをターゲットにしているかもしれません

あなたの行動を何日もかけて観察して、ここぞという時にさっととっていってしまいます

いつのまにかカバンが空いていた、なんてことがないように特にカバンを開ける予定がない時は南京錠をかけておくのがおすすめです

暴行

 

基本的にいきなり殴られることはありません

押さえつけられることはありますが反抗しなければ怪我につながるような暴力は振られないので大人しくしておくのが吉です

また、力に自信があっても仕返しをしたり、向かっていったりなんて事はやめておきましょう

フィジーの人たちは体も大きく力も強いので逆にやり返されて終わりになってしまいます

レイプ

 

夜の女性の一人歩きは避けましょう

本人にはそのつもりがなくても相手からしてみれば格好の餌です

特にフィジーは街灯が少なく周りもほとんど見えないくらい暗くなるので、日が落ちる前に帰るかタクシーを使って寄り道をせず家まで帰るのが1番の対策になります

事故

フィジーではあまり信号が普及しておらず、交差点も日本とは勝手が違うので周りをしっかり確認して道路を渡るようにしましょう

普段から左右の確認するのを癖付けておくといいですよ

スキミング

 

暗証番号を入れるときは番号を見ながらやってしまいがちですが、入力している反対の手で覆って見えないようにして入力するのがベストです

誰かが見ているかもしれないし、隠しカメラが設置してあるかもしれません

難しい場合は一部だけでもいいので見えないように覆って入力しましょう

まとめ

 

以上がフィジーでよく起こる軽犯罪とその対策方法でした

日本人は特に標的にされやすく、慣れた頃が1番被害に遭いやすいともいうので普段から危機感を持って行動することが大切です

自分は大丈夫、などと思わずに対策をすることで被害を最小限にとどめることが出来ますよ