留学に行きたいけどあと一歩がでない、
行くか決めるのが不安だから何か情報がほしい、
と思ってこの記事を開いてみたのではないでしょうか
知らない国に留学に行くのは心配ですし、後悔もしたくはないですよね
この記事では私自身がフィジーに留学をしたときに感じたこと、経験した事をメリットとデメリットに分けて解説して行くので
最後の一歩を踏み出すきっかけや、不安を取り除くための参考にしてみてください
自己紹介
私は2017年1月から2019年の11月までの3年間フィジーの高校、バプロに留学していました
2年生の時に学年一位を取り、数学の大会にも出場し、
3年生の時は生徒会に入り日本人生をまとめる役割を担っていました
3年間一度も帰国することなくフィジーに滞在し、学校もほとんど休むことなく毎日通い続けました
そんな私のフィジーでの体験が誰かの役に立てたら嬉しいです😊
メリット
経験を積むことができる
留学は行くだけでいろいろな経験を積むことができます
言葉が通じないときにどうするか、自分の考え方と違う考え方をする人たちとどう付き合っていくか、宗教に対するフィジーの人たちの思い、
などなど直接体験することで身になり、経験を増やすことができます
さらに海外で生活したり日本と違う文化を体験することで新しく学ぶことや日本にいたら気づけなかったことに気づくことができます
日本にいたら当たり前のことでも海外だと割と特殊な習慣だったりして文化を見つめ直すきっかけにもなります
少々のことでは動じなくなる
フィジーはいまだに電気や水道が発達しきっていないので停電や断水が頻繁に起こります
初めはいきなり真っ暗になって焦るのですが、なれてくると真っ暗なままでもホストファミリーと会話をしたり、怖い話をしだしたりなど逆に楽しむようになっていきます
また、ゴキブリやネズミもしょっちゅう見かけるのでだんだん慣れてきて動じなくなります
渡航してすぐは「ゴキブリをみたらすぐにホストファミリーを呼ぶ」と言っていた友達も半年ほど経った頃には自分で追い出していると言っていました笑
人として成長できる
フィジー留学中はホームステイ先で過ごしますよね
親元から離れて生活することで大きく成長することができます
行ってすぐにホームシックになったり、学校にうまく馴染めなかったりと最初はしんどいですが
乗り越えたときには自信も付き、今までよりも一段と強くなった自分になれます
さらに身の回りのことは自分でしなければいけないので自立するきっかけにもなります
ホームステイはホテルに泊まるのとは別物です
洗濯や洗い物なども自分でやり、部屋の掃除なんかも定期的にしなくてはいけません
今までは親や家族の誰かがやってくれましたが留学中は家族の手伝いはありません
自分の事は自分でする、大人への第一歩です
英語を話す自信がつく
フィジーの公用語は英語ですが第一言語はフィジー語とヒンドゥー語です
学校で会う生徒たちもホストファミリーも小さい時から勉強して英語を身につけています
みんな英語を話す大変さを知っているので言葉に詰まっても待ってくれるし、どんなにカタコトの英語でも笑う人はいません
時間がかかっても最後まで言いたいことを言い切ることができるし、伝わらなくてもなんとか理解しようと簡単な質問で聞き返してくれたりとみんなが英語を学ぶのに協力的です
なので英語の実力も伸び、会話できているという達成感や感覚が自信となり英語を話すことに抵抗がなくなっていきます
学校に行くと日本人の生徒も多くいるので日本人の前でも英語を話す、という勇気がいる事もだんだんできるようになります
デメリット
生活が大変
特に慣れるまでが大変で、日本で生活していた時がとてもありがたく感じるほどです
フィジー留学中に対面する問題の中でも、
家族と離れての生活
身の回りのことを自分でする
ホストファミリーとの生活
頻繁に起こる停電や断水
は、よく会話に上がるほどどの生徒もしんどさを感じています
しかし慣れてしまえばどうってことはなくなるのでそれまでの辛抱です
ホームシックがつらい
大体渡航してから1ヶ月の間にホームシックにかかる生徒がほとんどです
早い人だと親と離れてすぐの飛行機の中でもすでにホームシックになってしまう人もいます
私も初めてフィジーに行く時は心配と寂しさが混ざって空港のトイレで一人静かに涙を流していました笑
ホームシックの辛さは個人差が出ますが慣れることが難しく、治るまでに時間がかかるので毎年数人は日本に帰ってしまいます
時間経過とともに治ることがほとんどなのですが少しでも軽くするためにいくつか対処法を書いた記事もあるのでこちらもみてみてください
本人のやる気に左右される
フィジー留学を有意義なものにするか無意味なものにするかは本人によります
誘惑に負けずしっかり勉強し、イベントなども積極的に参加すればもちろん有意義なものとなりますが
誘惑に負けてしまいダラダラと日々を過ごしてしまうとせっかくの留学も意味をなしません
フィジーでは本当に誘惑が多いです
テスト前に遊びに誘われたり、授業を抜け出そうと誘われたりと学校に関する誘惑も数多くありますが
タバコやお酒、さらには薬物などを勧めてくる人たちもいます
”街で会う人“が、ではなく”生徒”がです
違法なことは「ノー」と言いやすいですが学校に関する誘惑は割と受け入れてしまいがちです
それらに負けないためにも目的を見つめ直し、自分自身を貫く強さが大切です
まとめ
以上が実際に私が3年間留学をしていた時に感じたフィジー留学の特徴です
良い事も悪い事もありますがどちらも留学の醍醐味だと私は思っています
最後まで読んでも不安が残っているかもしれませんが、この記事を読んで留学生活も思ったより悪いものではない、と少しでも思っていただけたら嬉しいです
ここまで読んでいただきありがとうございました🍍
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