フィジーの高校に留学したいけどどんなところか全然知らない、
想像もつかない、という方は多いのではないのでしょうか
そこで渡航前に知っておくと便利な情報を紹介していきます
フィジーの一般的な情報
国名 | フィジー共和国 |
首都 | スバ |
面積 | 1万8270平方キロメートル(四国とほぼ同じ大きさ) |
人口 | 約89万人 |
民族 | フィジー系(57%)インド系(38%)その他(5%) |
言語 | 英語(公用語)フィジー語、ヒンドゥー語 |
宗教 | キリスト教(52,9%)ヒンドゥー教(38,2)イスラム教(7,8%) |
時差 | +3時間 サマータイム時は+4時間 |
通貨 | フィジードル(1フィジードル50〜60円) |
気候 | 換気(5〜10月) 雨季(11〜4月) |
主な都市
スバ | フィジーの首都 |
ナンディ | 空港 観光都市 ラトゥナブラ高校 |
ラウトカ | バプロ高校 ジャスパー高校 |
フィジーの文化
ケレケレ
ケレケレはジャイアンみたいな文化です
人のものも「ケレケレ(かして)」といって持っていってしまうことがよくあります
フィジーの人たちは日本のようにものにあまり固執しないので
人のものでも自分のもののように使うし、借りたものも返してくれないことがよくあります
貸したくないもの、大切なものは肌身離さず持っておくか、
聞かれてもノーと言えるようにしておきましょう
考え方
フィジーでは日本のような5分前行動という考え方はありません
なので授業時間になっても先生がいないことがしばしばあります
また、約束を守ってくれないこともあります
こちらはフィジーの国民性ゆえ起こることで、もっとマイペースに行こうよという考え方が影響しています
どちらにしてもわざと遅れたり来なかったりするわけではないので、現地の人と約束をするときは来ないかも、遅れるかも、と頭に入れておきましょう
特にバスを待つ時に思い出してください
日本のように何時何分にここに止まる、という時刻表はありません
大体このくらいにくる、というのはありますが絶対ではないので時間には余裕を持って行動することが大事です
カバ
カバはフィジーのお酒です
木の根っこを乾かして粉々にしたものを水で濾した飲み物です
少しピリピリしていてとても好き嫌いの分かれる味をしています
アルコールは入っていないですがあまり飲みすぎないようにしましょう
チップ
フィジーにはチップの文化はありません
もちろん渡すと喜ばれますが必ず渡す必要はありません
食生活
フィジアンもインディアンも素手で食べます
スプーンやフォークも使いますが滅多にみることはないです
フィジアンの主食はキャッサバ、ダロ(タロイモ)と言われる芋類で、蒸したものをおかずと一緒に食べます
揚げたものになりますがキャッサバチップス、ダロチップスなんかがお土産として有名ですね
あと、キャッサバはタピオカの原料でもありますね
タピオカは黒い色をしていますがキャッサバは黄色なんですよ☺️
インディアンの主食はお米とロティです
ロティはナンのような食べ物で、小麦粉とお湯と油を混ぜ、薄く伸ばしたものを焼いて出来上がります
朝、昼、晩全てカレーと一緒に食べます
炒めただけに見えてもカレーというので驚きです
特におくらカレーが日本人生には人気です
ジャガイモと一緒に炒め、塩で味付けしただけのシンプルな作りです
カレー粉は使いませんがカレーと言います笑
学校の情報
高校
高校生が通える学校は全部で3つあります
まずは1番長く日本人を受け入れてきたBa Pro
ラウトカにありほとんどの現地生がフィジアンです
ラグビーがとても強く、大会では常に上位に位置しています
イメージカラーは青と黄色です
続いては唯一の女子校Jasper
こちらもラウトカにあり、現地生はフィジアンとインディアンで半々です
女子校でありながらスポーツが強く、毎年開催される陸上大会では全国大会出場の常連校です
イメージカラーは紫です
最後は1番新しく日本人生の受け入れを開始したRatu Navula
こちらはナンディにあり、日本人の他にも中国人や韓国人の受け入れも行っています
イメージカラーは水色です
制服
基本的にどの学校も同じ組み合わせの色違いなのですが女子の制服は2パターンあります
まずはバプロで使われているシャツとスカートスタイル
シャツのボタンは1番上以外は全て締め、スカートにシャツの裾を入れるのがルールです
スカートは膝下までないといけないのですが、タイトスカートのような形なので階段などが上がりにくい作りです
続いてはジャスパーとラトゥナブラで使われているワンピーススタイル
お腹あたりでベルト代わりのリボンを縛って着用します
こちらもボタンは上まで締め、スカートの丈は膝下まであるのがルールです
男子の制服はどの学校も同じでシャツとスルというスカートを巻き付け、ネクタイを締めます
スルは足首くらいの長さまであり、下にはズボンを履きます
ネクタイとスルはどの学校も同じものを使っていますが、シャツは学校ごとに色が違います
さらにバプロでは学年ごとに色が違うので購入の際は注意が必要です
靴はどの学校もバックストラップ付きの黒いサンダルです
クロックスで大丈夫ですよ
学校のスケジュール(バプロ)
1日のスケジュールは日本の中学校と似ています
8時15分ごろからクラスごとにHRがあり、8時30分には1時間目が始まります
移動時間は10分でこの間にクラスの移動や準備を済ませます
2時間目の後にはリセスという休憩があり、3、4時間目と続き、
4時間目が終わったらランチ(お昼休憩)です
午後もクラスごとのショートHRから始まり、2時間授業を受けます
最後に掃除時間があり、終わったら全校生徒が校庭に集まり帰りの会が行われます
(屋根がないので帽子を持って行くなど対策をしましょう)
基本的に4時には全て終わって家に帰れます
クラブ活動もあるのですが一年中やっているわけではなく、大会のシーズンが近づいてきたらクラブ活動も始まります
時間割
日本では曜日ごとに時間割が決まっていますがフィジーでは少し違います
Day1やDay2と呼ばれ、祝日などがあると翌週に持ち越されます
なので月曜日にDay5の時間割だったり火曜日にDay4の時間割だったりということだ度々おきます
とてもわかりにくいので慣れるまでは現地生やESLの先生に聞くようにするといいですよ
まとめ
留学するのはとても勇気がいることだと思います
私も行くまで心配事が絶えませんでした
この記事が留学前の不安を少しでも取り除けたら嬉しいです
ここまで読んでいただきありがとうございました🍍
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